岡山各所で撮ったこれらの写真を見て、貴方は何を思うだろうか。リアルではない非日常、突飛奇抜、作られた世界観。自分とは無縁だと退ける視線もあれば、潜在価値を読み取る眼差しもあるだろう。本誌は、アヴァンギャルドであることだけを肯定はしていない。「いなたい」カッコよさがあることも十分に理解している。そこで提唱したのが「Three Appeals with Style」というキーワードだ。装いが都市の景観に割り込み、そこに暮らす人の自己像を揺さぶる、その作用によって地域の輝きが増すことを期待している。街は舞台、主役は自分。誰もが自信とプライドを持って生きる様が、地域のプレゼンスを高め、私たちの暮らしをより素敵なものにしてくれるはずだ。
photography: Shinichiro Uchida (SUPC), Hair: Yuki,Miro Makeup: Lulu (From_baho IZM) Model:Nanami,HanameCostume: dubdumbdo9
at AROUND THE GREAT SETO BRIDGE
おもちゃ王国でのシューティングを終え、ヘアメイクをマイナーチェンジして、舞台は児島、瀬戸大橋へと移った。展望台への険しい山道を数分ほど登ると、瀬戸大橋を見下ろす絶景が眼前に広がる。カウンターカルチャーというコンセプトのもと、昼の光から夜の光へと移ろう夕暮れ時に撮影が行われた。なめらかに凪ぐ海からの風を肌で感じながら、確かな〈自由〉の空気を体感する。自然が織りなす緑とアーキテクトが放つ硬質な表情。それらが交わる構図の中で、二人のモデルはアナーキックな気配を漂わせ、非日常的な存在感を放っていた。
Costume cooperation : On Instagram@dubdumbdo9





