学生時代を過ごした京都。
再びこの街を訪れ、8日間滞在した。
鮮明に思い出す場面や出来事はあったが、
懐かしむ瞬間はない。
記憶は残っていたが、
そこにいたはずの自分は、いなかった。
かつての自分ではなく、
まったく違う自分がいるようだった。

岡山出身の写真家・難波航太が、学生時代を過ごした京都を再び訪れ、8日間の滞在の中で撮影した作品を展示します。本展のテーマは「Reminiscence(回想)」。かつて過ごした街に残る記憶を、現在の視点から見つめ直し、当時は気づけなかった風景や感情をすくい取るように制作された作品群が並びます。
会場は、岡山市北区田町にある「Yosuga」。和紙とサイアノタイプを組み合わせた表現により、光と質感を繊細に感じられる展示となっています。時や光を記録する写真が、昼、夕、夜と移り変わるYosugaの光に馴染むよう制作された本展。記憶の中に残っていた景色と、そこにいたはずの自分との距離を静かにたどるような作品をご覧いただけます。
【写真展概要】
会期:2026年4月29日(水) – 5月31日(日)
時間:14:00〜22:00
定休:木曜日
会場:Yosuga
住所:岡山市北区田町2丁目1-3 5F
入場料:無料

難波 航太
1996年 岡山生まれ
龍谷大学卒業後、広告代理店に3年勤務、2022年6月に独立。第73回朝日広告賞「一般公募・新聞広告の部」彩きもの学院の課題作品でグランプリ受賞。2025年8月、岡山市北区広瀬町にAtelier remin(アトリエ レミン)を立ち上げる。雑誌、広告、建築、取材、インタビュー動画撮影などボーダレスに活躍。
https://www.instagram.com/cage_photo_/


