
現代工芸作家作品を扱うギャラリー【一初】で、3月1日から30日まで1ヶ月の会期でYUYA HASHIZUME(橋爪悠也)による個展-Universal-が開催される。
同ギャラリーは株式会社イエージ (CASANOVA & CO ) 代表であり、服飾レーベル SOUMO のデザイナーでもある山本雄太と橋爪悠也が共同で立ち上げたプロジェクト。
橋爪氏は最初の展示アーティストとして「EVERY DAY IS A GOOD DAY – 日日是好日 – (2023年)」と題した個展を一初のオープニングで企画した。
今回は約2年ぶりとなる個展開催となる。新たなグッズの販売も予定されているので、ぜひ会場でチェックしてみてほしい。
以下、橋爪氏からのステートメント
YUYA HASHIZUME EXHIBITION
-Universal-
2025.3.1(sat)-3.30(sun)
普遍的なものはやっぱり普遍的で、昔から普遍的なものやスタンダードなものが好きな私は、
今回タイトルをuniversal(普遍的)としました。
このタイトルの説明はしようがなく、普遍的は普遍的としかいえないなぁと思っています。
今回の内容はシンプルです。
-Everybody needs art-
-誰もがアートを必要としている-
私は作品を作る側の人間です。その他にも作品を作る人間はごまんといます。
観る、感じる側の人間がいます。その人間もごまんといます。
芸術や、美術、ARTなどの優先順位をあげませんか?
そうなるためにはどうしたらいいだろうとここ何年か考えてきました。
答えはでていませんし、多分この後もでません。
私は作品を作ることしかできないので。
ただ今回は自分なりの-普遍的-を考えながら作品制作をして、みなさんのArtに対する優先順位が上がることを願って開催したいと思います。
橋爪悠也
< 作家略歴 >
橋爪悠也
1983 年岡山県生まれ、現在は東京を拠点に活動。独学で制作を始め、単色で彩られた地を背景に、一粒の涙が目から零れ落ちる瞬間を日本の戦 後に築かれた大衆文化、特にマンガの描画方法を踏まえつつ表現した作品「eye water」シリーズで注目を集める。SNS を中心とした情報公開・ 交換のシステムによって、より一層強調されるに至ったオリジナリティの不在性、またそれらによってもたらされる新たな社会環境の中で、い かにして完成度の高い虚構を作り上げ、オリジナルとの間のズレを生み出すかというアイデアが制作背景に垣間見られる。2016 年以降、東京や 岡山を中心に自主企画の展覧会を重ね、また、ロンドン、香港、ソウルなど、国外においても精力的な活動を展開している。
Instagram
< 展覧会履歴 >
「親愛なるあなたたちへ」(Yutaka Kikutake Gallery、東京、2023 年)
「eyewater -common kingfisher-」(PGB The Hyundai、Seoul 、韓国、2023 年 )
「eyewater -common jade-」(FORUM SPACE、Seoul 、韓国、2023 年 )
「eyewater -everybody feels the same-」(Yutaka Kikutake Gallery、東京、2022 年)
「eyewater」(SPIRAL、東京、2022 年)
「eyewater Taipei」「eyewater Tainan」(Soka Art Center, 台北、台南、2022 年)
「eyewater Shanghai」(XU GALLERY、上海、2021 年)
「GRAVITY POINT」(Yutaka Kikutake Gallery、2021 年)
「eyewater Seoul 01&02」(gallery young、ソウル、2020 年)
「THISone」(yeanstore、岡山、日本、2019 年 ) など。
< 会場概要 >
会場名:一初 ( いっぱつ )
所在地:〒7093132 岡山県岡山市北区建部町中田 171
電話番号:086-280-1047
営業時間:12:00 ~ 17:00(不定休)
休廊:水・木曜日
駐車場:8 台駐車可能 ( イベント時臨時駐車場完備 )
< 一初 オフィシャルサイト >
URL:www.ippatsu-okc.com
INSTAGRAM:https://www.instagram.com/ippatsu/