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10/14(SAT)現代工芸作家の作品を扱うギャラリー【一初】がオープン
02 October 2023
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岡山で二十年以上に渡り衣料品店を営んできた株式会社イエージ (CASANOVA & CO ) 代表であり、服飾レーベル SOUMO のデザイナーでもある山本雄太が現代美術家 橋爪悠也と共同し、現代アート、現代工芸作家作品を扱うギャラリー【一初】をオープンする。


一初(いっぱつ)は現代美術の展示販売を中心に茶亭、工芸品及びプロダクト品販売から為る複合ギャラリー。衣・食・住・遊・知・美 のカテゴリに分け様々な事象を取り扱い紹介する。

場所は岡山県北部に位置する建部町中田町。この土地には、かつて岡山藩が他領との国境を警護するため津山藩と接する建部に陣屋を構え侍屋敷が作られた。その周辺には武士の生活を支えるための商人、職人らが町を形成し、前を流れる旭川には高瀬舟の泊まる「市」が作られ、建部陣屋と新しく形成された建部郷の中心として栄えたという。

一初の建物は、明治二十年に建築された旧建部町油屋本家大村邸を改築も捉えられる剥き出しの土壁、当時盛大に酒造業を営み繁栄していた様子が残る家屋だ。

記念すべき一初の最初の展示アーティストは本プロジェクトの共同起案者でもある「橋爪悠也」の展示を企画。橋爪は今回の展覧会のタイト ルを「EVERY DAY IS A GOOD DAY – 日日是好日 – 」とし禅語を用いている。この言葉が意味するものは「毎日毎日が素晴らしくあるべきだ」 ということ。明日死ぬかもしれないからこそ毎日毎日を素晴らしく生きるよう努めるということに改めて橋爪は向き合った。今回の展覧会は 今までの展示とは違い、近年世界各国で展示を行う作家自身の地元岡山での開催ということで、作家本人が今立ち返るべき重要な場所でもあったという。

「本プロジェクトに初期から携わり、多くの人と関わり、新たなことに挑戦し、毎日毎日が動いていました。」


それらを包括した橋爪自身にとっ ての近年の集大成ともいえる展示になっている。

「私たちはこの日本の住まいや文化が独自の色彩を帯び育んできた歴史を重んじつつ、現代において希薄になった人々とのつながりを回復するよう 再編集し、自分達の個性を使い地域のコモンズを豊かにし、新たに作り変える作業を行いたいと思いました。日本建築のうつろいゆく空間の記憶 を辿りながら、その経過その時間を蓄積し忘れえぬ場所をして再び人々が行き交う場所になるよう、この地に根差し行動したいと考えます」。


一初は、茶亭 ( 喫茶 ) を兼ね備えており、芳心会主宰の茶人 木村宗慎氏の監修によって目に見える芸術作品のみならず、おとづれた人や地域の方々と共に過ごす空間を創り上げていきたいと考えている。茶は京都宇治の茶師「丸山小山園」や「坂田又兵衛 」茶園などの茶葉を用い、菓子作家「あさ貴」製の炙り最中などの甘味を季節や月がわりで創作する予定だ。オープン初日は岡山県指定重要無形民俗文化財で 350 年続く建部祭りその中心である郷土芸能「中田魁組神楽」が披露される。


橋爪悠也


< 作家略歴 >
橋爪悠也
1983 年岡山県生まれ、現在は東京を拠点に活動。独学で制作を始め、単色で彩られた地を背景に、一粒の涙が目から零れ落ちる瞬間を日本の戦 後に築かれた大衆文化、特にマンガの描画方法を踏まえつつ表現した作品「eye water」シリーズで注目を集める。SNS を中心とした情報公開・ 交換のシステムによって、より一層強調されるに至ったオリジナリティの不在性、またそれらによってもたらされる新たな社会環境の中で、い かにして完成度の高い虚構を作り上げ、オリジナルとの間のズレを生み出すかというアイデアが制作背景に垣間見られる。2016 年以降、東京や 岡山を中心に自主企画の展覧会を重ね、また、ロンドン、香港、ソウルなど、国外においても精力的な活動を展開している。

< 展覧会履歴 >
「親愛なるあなたたちへ」(Yutaka Kikutake Gallery、東京、2023 年)
「eyewater -common kingfisher-」(PGB The Hyundai、Seoul 、韓国、2023 年 )
「eyewater -common jade-」(FORUM SPACE、Seoul 、韓国、2023 年 )
「eyewater -everybody feels the same-」(Yutaka Kikutake Gallery、東京、2022 年)
「eyewater」(SPIRAL、東京、2022 年)
「eyewater Taipei」「eyewater Tainan」(Soka Art Center, 台北、台南、2022 年)
「eyewater Shanghai」(XU GALLERY、上海、2021 年)
「GRAVITY POINT」(Yutaka Kikutake Gallery、2021 年)
「eyewater Seoul 01&02」(gallery young、ソウル、2020 年)
「THISone」(yeanstore、岡山、日本、2019 年 ) など。



「会場概要」
会場名:一初 ( いっぱつ )
所在地:〒7093132 岡山県岡山市北区建部町中田 171
電話番号:086-280-1047(オープン後開通)
オープン日:2023 年 10 月 14 日 ( 土 )
営業時間:12:00 ~ 17:00(不定休) ※季節により変更の可能性有り。
店舗面積:展示スペース 40 坪 / 茶亭スペース 15 坪 / 物販スペース 30 坪
駐車場:8 台駐車可能 ( イベント時臨時駐車場完備 )



【一初 オフィシャルサイト】
URL:www.ippatsu-okc.com
INSTAGRAM:https://www.instagram.com/ippatsu/

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