「世界4大デザイン賞」とも称されるグッドデザイン賞。
審査対象5,773件のトップ20である金賞の中から
選ばれる大賞(内閣総理大臣賞)とはなりませんでしたが、
国内外の第一線で活躍するデザイナーやクリエイター、
建築家や文化人ら約100名の審査員の皆様より
開始から70年近いグッドデザイン賞の歴史の中で
「岡山県の企業」、「雑誌」共に
史上初の金賞(経済産業大臣賞)に選出を与ったことを
今後の大きな励みにしていきたいと思っております。
今回の受賞は、
これまで弊誌とそれに関連する諸活動を支え、
応援してくださった皆様のお力そのものであり、
編集部一同、あらためて深く深く感謝申し上げます。
これからも、雑誌を起点とした活動によって
岡山の文化創生、地域振興に少しでも
役立てるよう努めて参りますので、
引き続きご愛読をよろしくお願い申し上げます。
PLUG MAGAZINE 編集長 山本佑輔
「グッドデザイン賞2024 授賞式」
2024年11月5日 @東京ガーデンシアター
「GOOD DESIGN EXHIBITION 2024」
「グッドデザイン賞HP」
【審査委員による評価コメント】
近年リアルメディアとしての雑誌、とりわけ地域情報を提供するタウン誌は苦境に立たされている。その中で、20年にもわたり発刊し続けている本誌は、それだけでも賞賛に値する。また所謂タウン誌やミニコミなどとは一線を画し、ファッション・カルチャー誌として高いクオリティとクリエイティブを実装している点において、目を見張るものがある。世代やジェンダーなどの“つながり”をテーマにした媒体は数多くあれど、直接的ではなくファッションやカルチャーを媒介にすることで、押しつけがましさをなくし、実質的にそれぞれのクラスターが有機的につながっていく様を見るにつれ、今後の地域課題解決に向けたヒントを与えてくれている。雑誌というレガシーメディアに端を発するものではあるが、改めてその可能性を感じさせてくれた。 本誌及びその活動全体を通してまさに「カッコいい」と言いたい。