INTERVIEW
UP&COMER_JUNK FOOD PRODUCTION
09 January 2019
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三者三様、三位一体、音楽三昧。新譜引っ提げMステ目指す(爆)

日本全国でクラブシーンの低迷が嘆かれる中、特に壊滅的と言われるアンダーグラウンドの系譜がいまも力強く息づく岡山は稀有な場所だと言えるかもしれない。「パリピ」、「EDM」といったワードに象徴されるクラブシーンとは対局なものが、関係者の努力の賜物としてこの街には確かに残っている。MCのJAGGYとRENY、DJ cherryの三人で構成されるJUNK FOOD PRODUCTION(以下JFP)は、そんな環境から生まれたHIP HOPを軸としたユニットだ。JFPでのステージは年間100本を数え、それぞれのソロ活動ではほぼ毎週末誰かがどこかでパフォーマンスを行っている。彼らは岡山のパーティーシーンを支える重要なポジションを担い、確実にその存在感を示している若手だ。結成は2015年。彼らの遊び場であり現在の主戦場であるクラブで出会った。アイドル担当(本人談)のJAGGY、ツッコミ担当のRENY、玄人も唸らせるスキルと知識を武器に盤を回すDJ cherry、この三人が組んだ背景には、目指すべき音楽がある。それは、やりたいことをやりたいようにやる、くだらなくても面白ければやる。フロアの熱気を自分たちが一番上げてやるというバイブスを「JUNK FOOD」という言葉に込めた独特のスタイルだ。あくまでDJプレイを主体に持ち歌を織り交ぜるステージング、レゲエやポップス、ジャズやソウルといった多様なジャンルの文化や技術をHIP HOPに落とし込んだ楽曲。また、シーンを牽引してきた先輩たちから韻を確実に踏む岡山の文化も受け継いでいきたいと話す。いろんなものを貪欲に飲み込むそれぞれの感性と、それを表現するスキル、全てをアウトプットしたステージでの爆発力。足し算が掛け算にもなることを証明してくれる、そんなJFPのステージを一度クラブで体感して欲しい。今夏には初のミニアルバムをリリース予定。ひとまずの目標はMステ出演だ(JAGGY談)。

○JUNK FOOD PRODUCTION
直球RapのRENYと変化球FlowのJAGGYをキャッチするDJ cherryからなるバッテリー型ユニット。ソロでも毎夜クラブシーンをロックする若手筆頭。

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