トヨタのカーディーラーである「岡山トヨペット」の社内レーシングチームとして2013年に発足した「K-tunes Racing」。市販車をベースに、各チームが威信とテクノロジーを集結して行う世界最高峰のレース「SUPER GT」への参戦を通してモータースポーツとクルマのファンづくりに取り組んでいる。
この度、ファッションブランド〈White Mountaineering（ホワイトマウンテニアリング）〉等を手がける相澤陽介氏によってデザインされた同チームの車両とレーシングスーツが完成した。相澤氏のデザインが施されたのは、『K-tunes Racing』の「LEXUS（レクサス）」RC F GT3、「TOYOTA（トヨタ）」GR supra GT4、2024年から新たに追加された「Ferrari（フェラーリ）」296 GT3の3台。“海外に誇る新しく日本らしい都市”がデザインコンセプト。〈White Mountaineering〉のアイコンである三角形がデザインコードの中心に据えられている。
この3台は、Fanatec GT World Challenge Asia Powered by AWS Japan Cupの全４戦を走り、6月にサーキットで初登場した。レース以外でも、各種イベントや岡山トヨペット店舗での実車展示なども予定している。以下、岡山トヨペット株式会社の代表取締役社長であり、自身も国際C級ライセンスを持ったドライバーとして活躍する末長一範氏からPLUG MGAZINEにコメントを寄せてもらった。
「相澤さんはご自身が手がける〈White Mountaineering〉のほかにも様々なブランドのデザインを手掛けられています。また、サッカーJリーグ北海道コンサドーレ札幌の取締役兼ディレクターにも就任されており、常に新しいチャレンジを続けられている方でもあります。こうした“挑戦し続ける姿勢”は、当チームが大切にしているスタンスであり、この共感とリスペクトが、相澤さんにデザインをお願いした一番大きな理由と言えるかも知れません。私たちの技術や情熱を注ぎ込んだ車に、素晴らしいデザインを乗せて頂いたことでチームの士気も高まっています。この思いの詰まったレーシングマシンでチーム一丸となり、表彰台を目指して参ります」
HYPE BEASTではデザイナー本人へのミニインタビューも掲載されている。
https://hypebeast.com/jp/2024/6/whitemountaineering-k-tunesracing-cardesign-yosukeaizawa
K-tunes racing オフィシャルサイト