最初に、私たちは「オカヤマ」を作り上げる。 次に、「オカヤマ」が私たちを作る。 それは、世界の“Love and Peace”のために。
皆様のおかげで創刊から20周年を迎えるプラグマガジン。
節目となる今号の巻頭特集テーマは「オカヤマ・トライブ」です。
トライブとは、 「同一の血統を持ち、 族長が存在する部族」が語源ですが、共通の興味・関心や ライフスタイルを持った集団のことも指す言葉。
本企画では、いまの時代だからこそ「まとまる」ことの大切さを感じ、 郷土愛を持って岡山のために活動されている方々をはじめ 岡山に縁(「えにし」と「よすが」)ある全てのヒトを「OKAYAMA TRIBE」というワードに包摂しました。
特集誌面では岡山の「アイデンティティ」、「尊厳」、「文化」を表現するモノとして、 デニムローズに象徴的な役割を与えたポートレートを撮影。
我らがトライブで活躍する政治家、経営者、学生、アスリート、クリエイター、アーティスト、デザイナー、職人の皆さんに 考えを訊きました。
「岡山とは何か」を見つめるために深く沈潜すること。
それは自分を知り、向き合うものを見極めることに等しい行為だと思います。
そして、私たちの背景にある壮大なイシュー「世界の愛と平和」と併せて意識することで、 仕事も、学びも、街も、表情も、行動も、ポジティブに、アクティブに変わっていくはずだ!
というのが今回のテーゼです。 皆さんは以下のインタビューにどう答えますか?
MAKE PEACE, with DENIM ROSE!
photography: Shinichiro Uchida(SUPC)
Illustration; Taoru Suzuki,
Interview&Text: YAMAMON,Machiko Kawano,Sayaka Harada(plug)
Question
Q1. OKAYAMA TRIBEの良い特徴や同質性だと思うことを教えてください。
Q2. OKAYAMA TRIBEの残念な特徴や同質性だと思うことを教えてください。
Q3. OKAYAMA TRIBEの特徴や同質性を顕著に感じるエピソードや実体験を教えてください。
Q4. OKAYAMA TRIBEであると強く感じるのはどんな時ですか。
Q5. OKAYAMA TRIBEのヘリテージ(遺産・継承物・伝統・伝承)は何だと思いますか?
Q6. OKAYAMA TRIBEが世界のLOVE&PEACEのためにすべきことは何だと思いますか。
※ 各頁の手書き文字は「Q1」への回答をご本人に直筆していただいたものです。
Illustration by Taoru Suzuki
ウチが思うに残念ながら、 この世界に正義や平和のようなものがない気がするけどウチも含めて 何か考えることを忘れている平和ぼけの人に気づいてほしいなぁ〜と 毎日の生活でいっぱいいっぱいなことはわかるんじゃけど ご飯食べながら、テレビのニュースをネタに 交通事故こえぇなぁ〜、この人悪りぃ人じゃなとかの会話だけじゃ何も変わらんと思うんよ。 でも、何かを変えよう変えたいと思えば 自分の中の意識脳を変えんとおえんがっ。 じゃから、まずは個として関心ハテナを深く考えてみようやぁ。そんで、同じ関心ハテナを持ってる人とつながろうやぁ。 ほんだら一人が二人となり、大きな岡山族になっていけるんじゃねんかと。じゃね〜と前に進めれないんでしょ? 結果はどうであれどんなカタチでもええから行動せんと何も変わらないような気がするわ。 それをいろんなカタチにしとるのがプラグマガジンじゃし。 マジでトライ&エラーの連続よ。 いまナウいまを岡山族として生きていかんとね! なんてことを思いながら描きました。
ラクガキスト 鈴木タオル
能勢伊勢雄 Live House PEPPERLAND主宰
写真家/美術展企画/音楽評論家/Phenomena師範
のせいせお○ 山﨑治雄氏に師事した写真家。脱領域的活動の核となるLive House PEPPERLANDを昭和49年にオープン。『龍の國・尾道- その象徴と造形』(尾道市立美術館開館20 周年記念展)の監修等の美術展企画を行うと共に、シュタイナー派写真家、コンセプチュアル・アーティストとしても注目される。平成30年、福武教育文化振興財団より「福武文化賞」を受賞。慶應義塾大学アートセンター収蔵作家。
HP. http://www.pepperland.net/ INSTAGRAM. nose_iseo
湯浅梨乃・吉行愛佳・横山友菜・岸本咲都希・高原栞凪・岩藤颯希・服部翔生・清水陽葵
岡山南高校新聞部
おかやまみなみこうこうしんぶんぶ○「岡山の未来を考える」をコンセプトに、校内に留まらず自分たちの街へも取材活動を展開する新聞部。地域課題を調査してまとめる丁寧な記事と新聞作りが評価され、「おかやま新聞コンクール」では連続して岡山県知事賞(最優秀賞)または優秀賞を受賞している。「日本NIE(Newspaper in Education)学会」による第19回大会NIE生徒研究発表会では優秀研究賞も獲得。昨年度は、ロシアのウクライナ侵攻を「自分ごと」として捉えるための特集を組んで全国大会で発表した。
HP. https://www.okaminam.okayama-c.ed.jp/annnai/bukatsu.html