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岩井志麻子 待望の新作『煉獄蝶々』発売!
08 August 2022
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人気深夜番組にヒョウ柄の衣装で登場、過激な下ネタを披露して人気再燃。高校在学時にデビューを果たし、岡山県の農村に生まれ育った経験を活かした作品を多数発表。独自のキャラクターを武器にコメンテーター、女優、タレントとしても活躍している、岩井志麻子。受賞作を持つ有名作家でありながら文壇でもひときわ妖しく輝き続ける女性だ。
そんな彼女の待望の新作『煉獄蝶々』が今年7月27日にリリースされた。
岩井志麻子が生み出す独特の世界観に魅了されて頂きたい。


忌まわしき蝶が乱れ舞う、灼熱無惨浪漫紀行。

明治三十八年、岡山。名家・大鹿家に拾われた一人の赤子。保和と名付けられた彼は、大鹿の養子として乳母の春に育てられることに。春の語る残酷な怪異譚を聞きながら、愛憎渦巻く名家で青年となった彼は、この世ならざるものを感じることができた。昭和三年、失踪していた文学の師で放蕩者の作家・金光から保和に帳面が届く。そこには、自ら殺し、そして蘇らせた妻とのおぞましくも妖しい旅行記がつづられていた。金光の記録に魅せられ、読みこんでいくうちに精神を浸食される保和。日常さえも次第に歪められていく中、彼はことの真相を確かめるべく、金光夫妻が逗留しているという新嘉坡へ向かう。


煉獄蝶々

著者:岩井志麻子
定価: 1,760円(本体1,600円+税)
発売日:2022年07月27日 
判型:四六判 
商品形態:単行本 
ページ数:216
https://www.kadokawa.co.jp/product/322204000319/

○岩井 志麻子/作家
岡山県和気町出身。高校在学中の1982年に、第3回小説ジュニア短編小説新人賞に佳作入賞。少女小説家を経て、1999年「ぼっけえ、きょうてえ」が日本ホラー小説大賞を受賞。2000年に第13回山本周五郎賞受賞。2002年「岡山女」が直木賞候補に。「エロくて変なオバちゃん」を自称し、TV番組では、ヒョウの全身タイツを着用した強烈なキャラクターが注目を集めている。

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