岡山が誇る詩人 永瀬清子(1906年-1995年)の生家にて「気鋭の評論家である若松英輔による詩を書く人のための講座」が開講となる。講師となる若松英輔氏はNHK100分de名著での解説など詩作界隈では有名な人物。録画された動画を視聴するスタイルのオンライン講座も多数実施されている中、ライブながらもリアルタイムでの講義という貴重な機会が実現した。また大勢で受講するオンライン配信でなく「永瀬生家で受講する」ことが今回の企画のキモ。さらに、主催するNPO法人永瀬清子生家保存会の「若い人にも是非参加してほしい」という想いから学生は参加無料・年齢制限も無しとなっている。最寄り駅(熊山駅)から会場となる永瀬清子生家までの2kmほどの道のりは清子が徒歩で通った道、自然を感じながら永瀬清子の生涯に想いを馳せ、詩の奥深さを楽しんでみては。
永瀬清子の詩をいくつか読み、その生家を訪れるだけでも、詩を書く意味が明らかになり、おのずと深まるのを感じるだろう。あの場所であの詩の数々が生まれてきたのかと思うだけで、容易に言葉にならない思いに包まれた。あの場所こそ、本当の意味で「詩の教科書」だ。今も言葉があの場所で生きていた。
若松英輔氏のTwitterより引用
さらに第六回永瀬清子現代詩賞への出品も募集中! 募集期間は2022年2月17日〜2022年5月17日まで。詳細はNPO法人永瀬清子生家保存会WEBページよりご確認ください。
【申し込み・問い合わせ】
NPO法人永瀬清子生家保存会事務局
TEL:070-3783-0217
MAIL:0217@nagasekiyoko-hozonkai.jp
開催日時:2022年4月30日(土) 14:00 – 15:30
開催場所:岡山県赤磐市松木691「清子の家」
参加費:2000円(入場料込み) ※学生無料
定員:20名(要予約)※参加者は会場で受講のみ(配信無し)、講師はリモートによりライブ講義
講師:若松英輔(評論家・随筆家)
詩集に『見えない涙』『幸福論』『燃える水滴』。最新刊に『美しいとき』など