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《JAPAN BLUE JEANS》から「バナナデニム」新製品が発売開始!
22 September 2021
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国産デニムの発祥地、岡山・児島を代表する「桃太郎ジーンズ」等を展開する株式会社ジャパンブルー(本社: 岡山県倉敷市児島、代表取締役:眞鍋寿男)は、カジュアルブランド「JAPAN BLUE JEANS」より、大量廃棄される バナナの茎部を再利用した<バナナデニム>コレクションの新製品リリースした。9 月 18 日(土)より、JAPAN BLUE JEANS 直営店と公式オンラインショップ販売となる。 2020 年より展開しているバナナデニムコレクションは、テキスタイルに強みをもつジャパンブルーだからこそ開発 できた製品で、廃材になるバナナの茎部からの繊維と高品質なコートジボワール綿の混紡糸を織り込んだサステナブルなデニムだ。今回、新たに「イージーテーラードジャケット」「イージースラックス」「エコバック」の 3 アイテ ムが加わっている。

バナナでデニム?!旅先の“もったいない”から始まった

バナナデニムは、JAPAN BLUE JEANS ディレクターの岸本が 2018 年にタイに訪れた際、友人から「バナナの木は一度収穫を終えたらお役御免で、大量に廃棄されてしまう」という問題を聞いたことから始まりました。バナナ農家は、“実が生り終わったただの木”を毎年伐採、焼却し、次の収穫のためにまた一から木を育てることを繰り返しています。バナナの木の廃棄量は年間 10億トン以上ともいわれ、経済成長著しいタイでは焼却による CO2 発生で地球温暖化への加速や、放置による土壌汚染など、バナナの木の廃棄処理問題が大きな課題となっていました。帰国後、岸本が感じた“もったいない”という気持ちを取引のある日本の紡績工場に相談し「大量廃棄するバナナの茎の繊維を使ったデニムを作る」取り組みが始まりました。麻に似たバナナ繊維 100%の糸では生地制作に堪えられない事と、チクチクした肌触りが強く、岸本の目指す素材感は程遠いものでした。バナナ繊維のシャリ感を活かし、サラサラした独特の肌触りのデニムを実現するため、ジャパンブルーが挑戦したのは、糸づくりで使用するコットンの種類選定と配合率でした。ジャパンブルーがデニム製作に使っている 4 種のコットンの中で、最も相性が良く、理想の素材感に仕上げられるのがコートジボワール綿でした。素朴で表情豊かなデニムの風合いを作るコートジボワール綿とバナナ繊維を使って、コートジボワール綿 82%×バナナ繊維 18%の配合の糸にたどり着くまで、50%×50%に始まり 60%×40%、70%×30%と糸づくりの試行錯誤の約2年が費やされました(生地の構想からの製品化は通常約1年程度)。「しなやかさ」「生地を引っ張ったときの伸度」「織機でも糸が切れない」など様々な条件と、ジャパンブルー社が誇る豊田自動織機 GL9 を使用する職人技術によって、バナナデニムの生地が完成しました。

株式会社ジャパンブルー リリース
バナナの大量廃材がデニムに変身?! 「JAPAN BLUE JEANS」からバナナデニムの新製品 9月18日(土)新発売https://www.japanblue.co.jp/brandnews/japanbluejeans/1687.html

JAPAN BULE JEANS公式オンラインショップ
https://www.denimlabo.com/c/japanbluejeans

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