「秀ちゃん救州ラーメンプロジェクト」×「ダブレット」
井野将之(MASAYUKI INO)によるメンズファッションブランド「ダブレット」との コラボレーションで制作したアイテム。ジャケット、前掛け、キャップ、Tシャツに ゴールドの「FUKUOKA」刺繍など、それぞれダブレットらしい提案が施されています。 熊本地震の炊き出しでも仲間とユニフォームとして着用しました。 被災地支援を継続することの大切さも思い返させてくれます。
「これまでマスターマインドやKawsとコラボレーションアイテムを制作してきました。また、周年イベントではroar backlashとのラーメンコラボも行っています。どれも思い入れがありますが、今回はダブレットとの前掛けを紹介します。三越伊勢丹とビームスがタッグを組み日本各地の魅力を再発見するプロジェクトイベント『STAND九州』でも紹介され、各店で販売。熊本地震の炊き出しにもユニフォームとして着用しました。2011年の東日本大震災以降、以前にも増して業種を超えた製品開発やポップアップを精力的に行っています。それは、自然災害が起こるたびに生じる自粛みたいなものへの反発でもあります。いまでも各被災地を訪れますが、ファッションや音楽、エンターテインメントと私の本業であるラーメンをクロスオーバーすることで、もっと違った支援のカタチを提案していきたい。遊んでお酒を飲みながらでもチャリティーはできますから。また、今後は地元“福岡らしさ”をもっと探求していきたいと思っています。海外展開する中で、日本に持ち帰りたいと思える素晴らしいものにはたくさん出会いますが、周りを見渡せば飲食店に限らずあまりにサンプリングされ過ぎたものでこの国は溢れかえっている。これからの時代はローカライズ。地元完結型のイベントであったり、コラボレーションによって、クリエイティブでイノベーティブな福岡を発信していきたいですね。福岡の一番の魅力は福岡人そのもの。面白い経営者やアンダーグラウンドで頑張っている若者たちと一緒になって次の福岡を作っていきます」。
○河原 秀登 (D&H Inc.・D&K Inc. 代表取締役)
福岡県福岡市生まれ。27歳の時、『秀ちゃんラーメン』を開店。現在、カンボジア、香港、ニューヨークなど海外店も展開し、ニューヨーク、香港の店舗は ミシュランガイドで紹介される実力派。日本が誇るラーメン文化を世界へ届けている。今夏、静岡県富士宮市のふもとっぱらキャンプ場で開催された「KAWS:HOLIDAY JAPAN(カウズ・ホリデー・ジャパン)」への出店、KAWSとのコラボレーションラーメンも話題に。
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