オークションを含む売買から整備、SS事業など 車に関する
ワンストップサービスをハイレベルで提供し続ける自動車総合流通企業。
岡山市内を車で移動したことのある人なら、シティライトとその関連会社の店舗や看板を見たことがないという人はまずいないだろう。2015年には岡山県総合グラウンドのネーミングライツも取得、昨年2019年には創設12年目にして都市対抗野球大会(社会人野球全国大会)に初出場・初勝利をあげ日本選手権大会にも出場した硬式野球部など、話題に事欠かないが、やはり本業の圧倒的な存在感が企業価値を押し上げているのは間違いない。
1981年、テント張りのお店で中古車販売業からスタート、4年後早々に株式会社として法人化を果たす。そこからは整備工場の創設や直営オートオークション、買取専門店「シーボーイ」のM&Aなど着々と事業を拡大。現在ではレンタカー、リサイクルさらにSS事業を加えて製造以外すべての自動車サービスを包括的に担う一大総合流通企業として成長した。ここまでの事業規模は全国的にも珍しく、業界を牽引するビジネスモデルとしても注目を集めている。特に西日本最大級の規模を誇る会員制オートオークション「LAA」は、小売業者や販売会社、貿易商など国内外の会員を多数有し、月間平均1万台以上の取引が実施されている。かつてクローズドであった市場流通が消費者にとって身近なものとなり、質の高い流通を牽引することとなった。
そしてもう一つ、同社を語る上で欠かせないのは《地域への想い》。車社会が浸透した地域の「足」を安全でコストバリューの高い高品質なものとする事業に加え、スポーツ振興や人材育成を含む雇用においても地域社会に寄与していることは間違いない。法人設立20周年の2005年、「シティライトスポーツプロジェクト」を開始。スポーツを通じた地域活性化と青少年育成が主目的だったが、社内の結束力も高まるという副産物も生まれた。
硬式野球部「シティライト岡山」の創設は、岡山市を拠点とする社会人野球部において、なんと35年ぶりであった。都市対抗野球やプロ野球選手の輩出など数々の華々しいニュースの裏で、怪我などで野球を断念せざるを得なくなった元野球少年たちの、第二の人生を後押ししている点も見逃せない。また人材教育は仕事そのものだけでなく、意識改革にまで及ぶ。例えば店舗でのウイルス感染症対策は当然のものとして、就業後や社外でも対策意識を徹底。地域に愛される企業人として、多くの人材が野球以外の人生に存在意義を見出すことができている。
「岡山の街を明るく照らす存在でありたい」と社名に冠したとおり、事業がどれだけ拡大しようと同社が見つめるのは《地域》とそこに住む《人》。シティライトはこれからも地域に根ざした企業として存在し続けるだろう。
プロ野球選手も輩出している硬式野球部。2019年には創設12年目にして都市対抗野球大会(社会人野球全国大会)に初出場、初戦を4-3と勝利で飾った。
整備も自社工場だからこそ質の高さを維持できる。自動車の総合流通企業として、ガソリンスタンド運営などSS事業も手掛ける。
岡山・愛媛の2ヶ所にある西日本最大級の規模を誇るオークション場LAAでは、毎月1万台以上の取引が実施されている。
本格的な店構えの、シティライトジャック店のカフェスペース。
地元採用にこだわり、採用でも地域貢献へ配慮。勤務時間外でもコロナ対策への意識を徹底し、お客さまも従業員も、
全員が安心できる社内体制を確保している。
〇(株)シティライト
岡山市北区野田3-1-7 TEL.086-244-1177 http://www.city-light.net