業界のネガティブイメージをことごとく革新。創業25周年、さらなる高みへ。
物流なくして、経済は成り立たない。営業収入約25兆円(2015年度実績報告書より・国交省調べ)の一大産業だが、コスト削減や人材不足など、業界が抱える問題は山積みだ。99.9%の占有率が示すとおり、日本の物流業界を担っているのは実質中小企業である。これは裏を返せば抜本的な解決を遅らせている要因なのかもしれない。老舗がひしめき合う中、後発でありながら岡山から物流の未来を変えようと動いている企業がある。昨年度にも県北部に保管拠点を増強し、着実に成長を続けながら今期、創業25周年を迎えた凪物流だ。トラック1台から立ち上げた事業が、ここまでの結果につながったのは確固とした理念を貫き通していることにある。物流業界が持つプラスイメージには社会貢献性の高さが筆頭に挙げられるものの、過酷な労働と待遇の低さがマイナスイメージとして依然強く、働く魅力に乏しいのでは、と邪推させてしまうものだった。凪社長はまずこのイメージを革新することから着手。シルバーとモノトーンを基調にしたスタイリッシュでスマートなデザインをトラックから建物外観、ユニフォームにも採用。見た目の「カッコ良さ」はスタッフたちに自信と向上心をもたらし、仕事へのモチベーションへ直結した。次に取り組んだのはドライバー職のステータスアップだ。「トラックの運ちゃん」の愛称は、尊厳を感じさせるものでは決してない、と社長自身がハンドルを握っていて感じたことでもあった。「誇りとプライドを持って働ける環境を創りたい」と、人間力を培うために毎週ミーティングを重ね、マナーの遵守や安全性確保だけでなく、《日本人として》礼節や他者への思いやり、感謝といった意識改革を実施。一人、また一人と目標と向上心を持って従事する若手ドライバーが増え、現在では有数のプロ集団として業界内でも評価が高まっている。2020年秋には、周年記念として記念グッズの配布やイベント開催を予定。関わったすべてのステークホルダーに感謝し全員で祝った後は、また新たな高みを目指してスタートを切る。眼前にあるのは拠点と事業の拡大だ。国内6箇所目となる新拠点の整備はすでに進められており、西日本の要所をつないでいる。事業拡大は事業継続に悩む中小企業のM&Aと個人事業主との業務委託契約が鍵を握る。最終目標は「100億円企業」。叶わぬ夢だと思われることも少なくなかったが、徐々に現実味を帯びてきた。近い未来、業界イメージを一新し課題を解決したのが岡山にある最後発企業だとすれば。こんなストーリー、誰が想像しただろうか。
日本経済の根幹を担う存在でありながら、物流業界に漂っていた諸問題。大胆かつ強い意志を持って立ち向かい、業界の衰退につながっていたネガティブなイメージを一新することで魅力を生み出すことを実現した。創業25周年を迎え、拠点拡大とM&Aの両輪でさらなる高みを目指す。
求人情報
お客様の笑顔のために、一緒に物流の革新を目指し業界をリードしていきましょう!
株式会社凪物流
本社住所. 岡山市中区倉富325
お問合せ. 086-276-5500
【応募方法】 ●メール:info@nagibutsuryuu.com●電話:086-276-5500 (人事課採用担当)
【募集職種】 営業・管理部門
【仕事内容】 事務や配送管理など
【必要資格】 短大・大学・大学院卒業見込みの方
【給与】月給215,000円
【昇給賞与】 昇給:有(年1回) 賞与:有(年2回)
【福利厚生】 健康保険・労災保険・雇用保険・厚生年金・車通勤可・退職金制度あり(勤続3年以上)
【諸手当】 交通費全額支給・食事代30,000円
【勤務時間】 8:00~17:00
【休日休暇】 日祝ほか・年間休日107日・夏季休暇・GW・年末年始