職人のこだわりと熱意を感じる街、児島
Q1_デニムを着こなすマイルールは?
一番はサイズ感。もともと古着好きということもあってヴィンテージのデニムを若い頃から穿いているのですが、結構シルエット的に難があるものが多いので、カタチを綺麗に見せて履くということを工夫する習慣がつきました。
Q2_ 児島での生産にこだわる理由は?
デニムアイテムは児島でしか生産していません。職人のおじいちゃんたちは当然トレンドとは無縁だけど、こちらのやりたいことを再現してくれようとするこだわりと熱意にはいつも感激します。児島で生産しているということだけで、海外から高い評価を受けることもある。技術とブランディングが共存した一大産地だと思います。
Q3_今後の展開は?
前々回のパリコレから「PRIDE IN JAPAN」というタグをつけたレーベルもスタートして高評価を得ました。今後も日本を“Rep”し続けるブランドでありたいと思います。
○今野直孝/MAGIC STICKデザイナー兼ディレクター
2011年よりファストファッションにアンチテーゼを掲げ、音楽的、文化的バックボーンをもとにコレクションを展開するファッションブランド“MAGIC STICK”を立ち上げ現在に至る。2017年に“AIR MAX”誕生30周年を記念したデザインコンペ“VOTE FORWARD”で、日本代表としてノミネートされ、2018年2月にはNIKEの“AIR FORCE 1”をベースに、“NIGHT CLUB”にインスピレーションを受けた「AF1 HI VIP」を発表し注目を集める。